人工授精について

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人工授精には次の二つの種類があります。
1.配偶者間人工授精(AIH)
2.非配偶者間人工授糀(AID)
1の配偶者問は、夫の精子を用いて行うもので、人工授精をしている人の大部分を占めています。
人工授精というと、他人の精子を使うもの、という認職はまちがいです。
夫の精子は自然妊娠を望むときは、最低1ml中に4000~5000万を必要とします。このことを誤解して、うちの夫は4000万だから大丈夫と思うのは大まちがいです。
できれば一地中に8000万ぐらいあるほうがよいのです。たとえ8000万でも精子がうまく女性側(子宮)に進入しなければ人工授精の適応になります。
2の非配偶者間は他人の精子を用いるものです。
夫の精子がまったくない場合とかそれに近いとき、また遺伝的な問題のある場合に夫婦の合意、とりわけ夫の意志を重視して行います(私のクリニックでは夫の意志を特に重視し、夫婦のカウンセリングを行った上で決めることにしています)。
日本の専門医の場合、原則として現役医学生の精子を当然ABO式血液型をその夫婦の血液型に合わせて行います。
夫婦の血液型を無視して行うことは医師としてのモラルに反します。
素敵な結婚相手を見つけても結婚後に問題は発生した場合、ここに書いてあるように意外と改善に手間がかかります。気を付けましょう。
外国では一般人の精子を貯蔵して行っていますが、精子提供者の範囲を拡大することはいろいろと問題を生ずることになると日本の不妊症の専門医は考えています。

出典:結婚相談所 選び方